人はなぜ痛む?


漢方では「不通即痛(通じざれば、すなわち痛む)」と考えます


頭痛・片頭痛・生理痛
腹痛・肩こり・腰痛
筋肉痛・五十肩・リウマチ
関節痛(手首/首/肘/膝/肩/股関節)
坐骨神経痛・三叉神経痛
肋間神経痛
帯状疱疹後の神経痛

漢方薬で「痛み」というと、腹痛や生理痛、片頭痛などが有名です。血流を良くしたり、体を温めたりというのが漢方薬の力と考えるとなんとなくご納得いただけるかと思います。
他にも変わったところで、歯の痛みや、口内炎の痛み、しもやけの痛み、痔の痛みなどの漢方薬もあります。

漢方薬は整形外科疾患に向かないと思われがちですが…


「二朮湯(にじゅつとう)」国によって認められている効能効果は「五十肩」だけつまり「二朮湯」は五十肩専用の飲み薬なんです。
他にも、漢方薬の効能として、肩こり、腰痛、坐骨神経痛、肋間神経痛、リウマチなどの整形外科疾患が認められています。
飲み薬だけでなく、副作用の少ない漢方配合の塗り薬、湿布薬などがあります。


「氣血水」がスムーズに流れる = 健康


漢方薬の世界では「不通即痛(通じざれば即ち痛む)」の通り「氣血水」そのどれか一つが滞ることで痛みが生ずると考えます。
実際、現代医学でも血流が悪い(滞り)せいで冷えて痛んだり、骨の変形で神経が圧迫されて(滞り)痛んで痺れたり、リンパの流れが悪くて(滞り)重だるく痛んだりすることが知られています。
漢方では、「氣」の滞りを「気滞」、「血」の滞りを「瘀血」「水」の滞りを「水滞」と呼びます。 

 

痛みの治し方
~井上漢方薬局の痛み対策


1.まずは傾聴すること

漢方では、データには現れなくとも、患者さんの感じるすべての不快な症状を「病(やまい)」と考え親身に対応いたします。どんな些細な症状でもご相談ください。
特に井上漢方薬局には、長年、ケアマネ-ジャーとして地域のお年寄りの疾患に寄り添ってきたスタッフ、今も訪問鍼灸マッサージ師としてお年寄りの疾患に向き合っているスタッフ、2名のお年寄りの痛みのプロがおります。「年齢だから」とあきらめずにご相談ください。「指一本でも楽に」生活がおくれるよう、一緒に考えていきましょう。

2.漢方的に「氣血水」の滞りを見極める

寒熱や、睡眠、汗、飲食、二便(小便・大便)などを問う漢方の問診。
お顏の色や、舌の様子、声のトーンなどからの情報も交え、「氣血水」のどこにどのくらい滞りがあるのかを明らかに。また、その原因を特定します。

3.気を巡らす・血を巡らす・水を捌く

「氣血水」を滞らせる原因は多岐にわたります。冷えや疲労、ストレスetc.そうした原因を考慮に入れ、「気滞」「瘀血」「水滞」を取り除く漢方薬をご提案いたします。


4.その痛みに特化した漢方薬

また、漢方薬には、五十肩に効く「二朮湯」、肩こりに効く「葛根湯」、関節痛・神経痛に効く「桂枝加朮附湯」坐骨神経痛に効く「八味地黄丸」、関節痛・神経痛・腰痛・筋肉痛に効く 「疎経活血湯」のように、整形外科疾患を効能とする処方があります。

5.さらに経絡を意識して

特に「氣」について。
漢方では、体には「氣」が流れる道筋(経絡)があると考えています。そして、その道筋における「氣」の流れがどこかで滞ると、その経絡上のどこかで(滞っているところ以外にも)痛みが発生すると考えます。

6.井上漢方薬局ならでは

鍼灸あんまの世界では、ツボ刺激によって経絡の流れを良くすることで痛みを軽減する技が使われます。井上漢方薬局では国家資格をもった鍼灸あん摩マッサージ師が、ツボマッサージやお灸など、自宅でできるセルフケアなどもご案内いたします


東京都北区東十条の井上漢方薬局問合せご予約0339114577